空缶を蹴飛ばしたい

2022年2月の中学受験に向けた親バカ備忘録

サピックスの決断

娘の小学校も例外なく休校になりました。それを受けて、私の職場ではテレワーク規則が特別緩和され、春休みが終わるまで在宅勤務OKとなりました。

サピックスが休講になるかどうかは今日の19時にマイページで発表になる、と、昨日娘が塾で言われてきました。慌てても焦っても仕方がないので、粛々と19時を待ちました。

 

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3/2〜3/7まで休講、のアナウンス。

恐らく、各塾の中でも、サピックスの決断は遅い方だったのではないでしょうか。

2/27時点では、「原則として、すべての授業を通常通り実施していく予定」でした。ところが2/28の安倍首相の全小中高校休校要請と、「塾や商業施設は避けて」発言により事態は一変。そんな言い方されたら、ねえ。授業できないじゃないですか。

そして今日の19時に至ります。苦渋の決断だったのでしょうね。

 

私は(というか我家としては)、サピックスには休講してほしくなかった派です。

昨日の授業では、娘の校舎だけかもしれませんが、アルコール消毒しないと教室に入れてもらえなかったようです。設置されたアルコール消毒剤に気が付かずに教室に入ろうとしたら先生に注意された、と言っていましたので、相当気を配ってくださっていたのだと思います。娘のようなボンヤリでも漏れなく消毒剤を使うように、一人ひとり注視いただいていたようです。

そこまでしてくださるなら、私は通わせます。通う方も、細心の注意を払って出席する気構えもできますし。

 

サピックスの良さは、自ら発信されているように、その対面授業にあると、私も思います。

新5年の授業が始まって1ヶ月、理社の授業ではほぼテキストは使っていません。先生の授業と板書とノートで回っています。テキストはあくまでも自宅学習用。

最初は面食らいましたが、本来、塾ってそういうものなんじゃないかと、認識を改めました。だって、テキストを見て自分で進められるのなら、授業いらないですよね。先生の話と板書をノートに写し帰ってこそ、塾に通う意義があるじゃないですか。そのノートこそが。

 

東日本大震災のときは動画配信対応したのだから今回もそうしてほしい、という意見もチラホラ見聞きしました。休講でいい、というのも多かったように見て取れました。あくまでも、私がネット上で目にした範囲の話。

塾を休んでも動画配信授業で対応してほしいとか、動画配信できるならもっと前からやってくれればとか、それはサピックスに求めるものではないと考えます。そういう対応を望むなら、他の塾を選ぶべきでは、とすら言いたい。

動画配信はもちろん、保護者の授業見学も、体験授業もない。このことからも、サピックスのメソッドを外に出したくないのは、一目瞭然。どうしてそのスタンスを貫く塾に、動画配信を求められましょうか。

 

人が集まることに、何を恐れているかで見方も変わりますね。

自分や家族が感染することを心配するのか。自分がキャリアかもしれない=感染させるかもしれない心配をするのか。

 

3月の2週目からは、授業再開されることを、熱望します。