空缶を蹴飛ばしたい

2022年2月の中学受験に向けた親バカ備忘録

高学年の国語辞典

新五年が始まる前に、国語辞典を買い換えました。

冬休みあたりから、塾の宿題をやるにあたり、載っていない言葉がチラホラ出始めてきたためです。

やはり、当初思っていたとおり、四年生がそのタイミングでした。使い倒してボロボロ、とまではいきませんでしたが、たくさん引いてたくさんふせんを貼りました。剥がしてみたら、結構な量ですよ。

このふせんに何の意味があるのかといえば、どれだけ自分で国語辞典を引いたかが、見える化される訳ですね。実用性なんてなくていいのです。こども心に達成感を視覚から与えて、もっと!もっと!のモチベーションを引っ張りだしていこうと。うまいこと考えたものです。

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ベネッセのチャレンジ小学国語辞典、低学年から使うには程よく、これはいいセレクトだったと思っています。我家は二年生の冬に購入。

漢字の筆順は数画まとめられたりする辞典もありますが、これはそんなこともなく一画ずつ表示されていました。総ルビなのもよかったですね。そして中身は同じなのに表紙の色が選べるラインナップ。このあたりの仕掛けはベネッセっぽいなと思いました。

 

そして五年生を目前に買い換えたのは、三省堂の例解新国語辞典。岩波書店の岩波国語辞典と迷いましたが、ページレイアウトの雰囲気で娘が三省堂を選びました。小学生のうちはまず三省堂で、中学生になったら二冊目として岩波を買ってもいいかもしれない。

欄外の一行もまた、楽しいんですよ。人名や地名、新しい言葉などなど。つい読み込んでしまいます。

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もしくは三省堂新明解国語辞典新解さん、と呼ばれる、あの独特な語訳にファンも多い国語辞典です。新解さんは高校生かな。こちらは購入前に赤瀬川原平の《新解さんの謎》を読ませてから買おうと思っています。もはや新解さんは辞典ではなく読み物です。むしろ私が欲しいので、こっそり買ってしまうかもしれない。

 

三省堂の例解は、ターゲットが完全に中高生以上です。中学受験を控えた高学年や、漢字の得意な子なら問題なく使えると踏みました。漢字にルビがないのが、ちょっとオトナな感じでいいんだそうです(娘談)。

悩ましいのは漢字辞典。サピックスの副教材でも事足りる気もしているし、うーん、どうしようかなあ。