お話リレー
作文力が皆無な娘に何をしたら効果があるか、日々考えておりますがなかなかどうして、答えなどすぐには出る訳もなく。
今日楽しかったことを寝る前に三つ話す、というのは、一日の振り返りとしては意味がありましたが、肝心の話は単語の羅列ばかりであまりうまくいきませんでした。日記を書かせるのがいいのでしょうけれど、その時間を捻出するのは我家には難しい。
どうせ話すなら、楽しめる方がいいのです。
まだ娘が二歳か三歳くらいの頃、お話リレーというのをやっていました。いろんな絵本のお話を適当なところで繋いでいくだけなのですが、これが案外やってみると難しいんですよ。
昔々、あるところに三匹の子豚が住んでいました。名前はどれもがらがらどんといいます。ある日、山の草場で太ろうと山へ登っていきました。そこには大きな橋があって、川上から、どんぶらこどんぶらこと、大きな桃が流れてくるではありませんか。
みたいな。
なるべく自然な感じに繋げられるといいのですが、うまいこといかなかったりもします。
娘はまだ当時年少になったかならないかくらいだったので、当然私よりも記憶しているお話の数は少ない。でもどうにか面白おかしく話を繋げることは自分でもやってみたいので、たくさん絵本を広げてあれこれ考えていました。
これを、三年生になった今、やってみたらいいかな、と思いつきました。あの頃より引き出しは増えているので、いい感じのお話を繋げてもらいたいものです。
本になっている日本語は、しっかりした正しい日本語であることがほとんどなので、綺麗な日本語を音読し暗誦することで、作文力に繋がってくれるといいなあ。という、ささやかな願いです。
小学校の英語
今年から移行期間ということでしたが、娘の学校でも英語の授業が始まりました。
私個人は小学生のうちから英語はやらなくていいと思っているので、実はあまり興味を持っていませんでした。なので、今更こっそり調べてみた訳です。
今年と来年は、中学年は年間15時間。本格導入される2020年はちょうど五年生。黎明期に当たるのは嫌だけど仕方がない。
でも、親のモヤモヤした思いとは裏腹に、初めての英語の授業はものすごく楽しかったようです。いつになくハイテンションで、あんなことをした、こんなことを覚えた、と、授業であったことを教えてくれました。
教科書に英語で名前を書きたい!と言うので、名前のローマ字書きを教えました。ローマ字を習うのは、国語の時間でしたっけね。
楽しくできるならいいんです。年間15時間ということは毎週授業があるわけではなさそうだけど、なんにせよ、興味を持ってくれたのは安心しました。
組分けテスト、解き直し
三月の組分けテスト、ようやく解き直し。
算数も国語も二回目だからか、高得点でした。国語は最高得点と同点の97点、二科目合計で総合7位の点数。
これにはちょっと私も驚いたというか、舞い上がりました。夢見てしまう…!
まあ、二回目ですし。そりゃあね。初見の問題ではないので。まだ三年生ですから。そんなに喜んでも、ねえ。
と、冷静に思っていたのは採点直後だけ。やっぱり嬉しいですよ、正直。実になってきてるんだなあ、と。
当の娘はフーンて感じで、事の重大さをあまり理解してないようでした。まだそれでいいか。今から躍起になって順位を気にしてても、四年でまたたくさん増える塾生に揉まれる訳ですから、それまでは他の習い事同様、楽しく通っててくれれば。
幸いなことに、まだ勉強が嫌だとは言わないので、どうか楽しいまま六年生を迎えられますように。
プレ・インベンション
ピアノを始めて三年程経った頃から、プレ・インベンションを始めてそろそろ一年半くらいになります。まだ1/3くらいしか進んでいません。途中、発表会が挟まると教本が止まってしまう傾向にあるのでそのせいもあるけれど、今の停滞はバッハだからこそ、の停滞。
手こずってます。めっちゃ手こずってます。
ピアノをやったことがない人でも聞いたことがあるであろう、レーソラシドレーソソ、のメヌエット。これがもうダントツにイマイチ。三ヶ月かかった。
イマイチなのに加え先生の指導がいい方向に厳しめになった気もしていて、今までにない細かさで、アーティキュレーションもしっかりきっちり見てくれています。無駄な音などひとつもない、と言ったのはモーツァルトでしたが、緻密な計算の上に成り立っているバッハの曲は、マイペース性分な娘には難しいようではあります。マイペースっていうより、雑なんだよな基本的に…。
最初のうちは音を外さなければマルをもらっていたようなところがあったけれど、プレ・インベンションを始めてからは、この先生こんなに細かく見てくださるのね!とこちらが驚くほどです。
弾けりゃいいってものでもないですしね。算数や国語のドリルだってそうじゃないですか。マルもらえばいいってものじゃないですからね。
そういった意味でも、ピアノを習わせてよかったな、と思います。忍耐力と達成感も味わえますし、分析力や表現力も、追って付いてくることを期待。
細く長く、生涯の趣味として続けてくれたらいいなあ。
同級生のママたち
娘の仲良しさんとそのママたちとで集まったときのこと。
こどもたちがキャイキャイ遊んでいる傍ら、親たちはお茶をしながら探り探りで先の話。
放課後遊ぶ約束をして帰ってくることがない、という悩みから、放課後の時間を潰すのに何の習い事をさせるといいか、にはじまり。
習い事を毎日詰めると高学年で塾が始まった時に困るよね。塾って中学受験しなくても行かせるの?塾弁持たせて?遅くまで勉強するよね最近の小学生、私の残業時間より長いよ。でも受験して電車通学は心配。徒歩なら◯◯学園があるじゃない。◯◯はカトリックだからうちの子ガラじゃないわアハハハハハハハ。◯◯って滑り止めに受けるって聞いたけど?うーん滑り止めかー。でも今のままだと◯◯だって危ういようちは。等々…。
振り返ると、中学受験するのかしないのか、するならいつから塾に入れるのか、どこの塾がいいか、今のうちにやっておくことは何かあるのか、といった具体的な話をみんなしたかったんだろうな、と。でもそれを口に出す勇気が今ひとつなくて、外周ばかりつついてしまう。誰かがポロッとなにか言い出さないかを待っているような。きっと誰かが口火を切っていたら、そんな話になっていた雰囲気でした。
小三になろうかというこの春休み、中学受験の話をするには、人によってはまだ早かったり、はたまた中学受験反対派だったり、すごく微妙なタイミングなんだと思います。たぶん、興味はあるのよね。
通信教育をやっていることは言えても、塾に行っていることは言いにくい。通信教育も、教材によっては言いにくかったり。もうそんなにやらせてるの!だったり、勉強させることを大っぴらにするのはなんだか気がひける。スポーツはガツガツやってもそんなに言われないのにね。
今日から新学期。
少しずつ、考えることやることが、増えていきます。きっとこんな話をする機会も、増えていくんだろうな。