お話リレー
作文力が皆無な娘に何をしたら効果があるか、日々考えておりますがなかなかどうして、答えなどすぐには出る訳もなく。
今日楽しかったことを寝る前に三つ話す、というのは、一日の振り返りとしては意味がありましたが、肝心の話は単語の羅列ばかりであまりうまくいきませんでした。日記を書かせるのがいいのでしょうけれど、その時間を捻出するのは我家には難しい。
どうせ話すなら、楽しめる方がいいのです。
まだ娘が二歳か三歳くらいの頃、お話リレーというのをやっていました。いろんな絵本のお話を適当なところで繋いでいくだけなのですが、これが案外やってみると難しいんですよ。
昔々、あるところに三匹の子豚が住んでいました。名前はどれもがらがらどんといいます。ある日、山の草場で太ろうと山へ登っていきました。そこには大きな橋があって、川上から、どんぶらこどんぶらこと、大きな桃が流れてくるではありませんか。
みたいな。
なるべく自然な感じに繋げられるといいのですが、うまいこといかなかったりもします。
娘はまだ当時年少になったかならないかくらいだったので、当然私よりも記憶しているお話の数は少ない。でもどうにか面白おかしく話を繋げることは自分でもやってみたいので、たくさん絵本を広げてあれこれ考えていました。
これを、三年生になった今、やってみたらいいかな、と思いつきました。あの頃より引き出しは増えているので、いい感じのお話を繋げてもらいたいものです。
本になっている日本語は、しっかりした正しい日本語であることがほとんどなので、綺麗な日本語を音読し暗誦することで、作文力に繋がってくれるといいなあ。という、ささやかな願いです。