牡丹餅、夜船、お萩、北窓
今日は春のお彼岸ですが、私の住む街では雪が降り、軽く積もったりしました。寒い!
お彼岸なので牡丹餅でも、と思い、近所のスーパーへ行きましたが、牡丹餅はありませんでした。
正確には、あったんです。あったんですけど、春のお彼岸なのに「お萩」とパッケージに書いてありました。
ちがーう!
私の祖母がこういうことをビシッとやる性分でして、春は牡丹が咲くから牡丹餅、秋は萩が咲くからお萩、を叩き込まれたため、この表記にモヤモヤが止まりません。いや別に意識高い系とかでなく。
春は牡丹餅、夏は夜船、秋はお萩、冬は北窓。
呼び方は違いますが、同じ食べ物のことです。なんて日本語は豊かなのでしょう。
受験には関係ないかもしれないけれど、こういうことは私も娘にしっかり教えておきたいと思いました。せっかく日本人として生まれてきたのなら、日本の文化はひとつでも多く知っておきたい。
余談ですが、お萩と書いてあった牡丹餅は、美味しくいただきました。
来年は重い腰を上げて作ってみようかな。
組分けテスト〔結果〕
ほぼほぼ自己採点通りでした。
男女別算数|偏差値 60前半
男女別国語|偏差値 60半ば
二科目合計|偏差値 60前半
可もなく不可もなく。いや、むしろ想像してたより上出来。
やっぱり算数だったなあ、と。ケアレスミスなのか根本的に理解が甘いのか、しっかり確認しなければ。
国語は、異次元の回答に部分点をいただけて、こちらが驚いています。そしてその結果に娘が一番驚いていて、もう少し頑張れば満点取れるんじゃ…?と夢を抱きはじめました。その意気込みで頑張ってくれー。
しかし上には上がいますね。
今回、新三年生は2993名でした。思っていたより多かった印象。
この組分けは通過点でしかないけれど、娘は娘なりに何やら反省点や目標を見つけたようで、それはそれで頼もしいし、モチベーションとしては申し分ない。やれば点を取れる、という単純だけれど難しい図式に気が付けので、まだまだ先の長い受験勉強を乗り切っていってほしいなあ。
男女別二科目合計順位は1271名中の80番台(うちは女子校希望なので、どうしてもそこに注目してしまいます)。
やれば点を取れるということは、他の子たちも当然やってくるし、これがあと三年四年と続くのに耐えられるのかどうか。中弛みも伸び悩みもすると思うんです。そんなときこそ、親の出番なんだろうな。
素晴らしきかな国立科学博物館
ついに、というか、やはり、というか。
開催されるべくして開催される、国立科学博物館の特別展「昆虫」。
娘、歓喜。
ちょうど夏休み。我家の参加必須イベントに決定しました。
どうですこの、やんちゃ坊主っぷり。娘がフルネームを言える数少ない芸能人のひとりです。香川照之さん、娘はあなたを尊敬しています。
実は今日から開催されている特別展「人体―神秘への挑戦―」も気になっていて、こちらもどうにか都合をつけて是非とも行きたいのです。特に私が。
その昔、いろいろと物議を醸した「人体の不思議展」というイベントがありましたが、そこで展示されていたプラスティネーション模型ではなく、国立科学博物館では紙粘土性のキンストレーキ模型が展示されるそうで、これを見てみたい。切実に見たい。
去年の夏、「深海2017」という特別展がありまして、この開催時期に国立科学博物館に行った我家。
思い付きで博物館へ向かい、車中スマホを見ながら、何だか楽しそうな特別展もやってるよ!なんて気軽に考えていたのですが、着いてみたらものっっっすごい長蛇の列でした。最後尾二時間待ち。
後ろ髪を引かれつつも、諦めて常設展に向かいました。帰りはまだ最後尾二時間半待ちでしたよ。トータルで六十万人を超える入場者数だったそうなので、然もありなん。大盛況です。
常設展だって盛りだくさんで、全部は見切れませんでした。そうだ、続きをコンプリートしに行かなければ。
しかしあれですね、博物館てのは童心に帰りますね。恐竜の化石や動物の剥製の迫力、顕微鏡の中に広がる神秘、どれもこれもワクワクしますもん。化学も科学も物理も生物も地学も、こんなに魅力的だったかしら。もっとちゃんと勉強しておけばよかったなあ。
こんなに素敵な国立科学博物館、高校生以下は無料です。流石国立。こどもたちは何度でも足を運んで、本物に触れて、たくさん学んでほしい。本当にそうですね。
科博にはメルマガがあるのですが、これがまた実に面白いのです。興味があれば、是非。
組分けテスト
入塾して一ヶ月程ですが、初の組分けテストでした。
採点前答案がネットで閲覧できるので自己採点してみたところ、一抹の不安というかなんというか。
多分、今回のテストは簡単な部類なんじゃないかと予想。去年十一月の入塾テストの方が難しかった気がします。特に算数。
自己採点点数自体は、そんなに悪くないのだけど、いいわけでもない。入塾後初めてのテストなので、何点くらいだといいのか悪いのか、判断しかねています。
センチとミリや、デシリットルとリットルが混ざっている単位を揃える計算は間違えるのに、後半の大問は合っていたりする、謎な子です。ひっかけ問題と思われるものもサラッと解いていても、その計算問題間違えたらダメだろうというところを間違えていたりします。なんなんだろう。落ち着きがないのかしら。
とりあえず、基礎的な問題はもっとやらないといけないことは、よくわかりました。やっぱりキモは算数です。
国語は、記述が二ヶ所あって、片方は異次元の回答を見せていましたが、もう片方はいい線いってました。ここで部分点をどのくらいもらえるかしら。
国語のほうは、算数と違って漢字や言葉の基本的なところは押さえているようです。ようです、というのは、油断ならないからであって、しっかりできているとは言い切れない部分もあるのです。
いかんせん、回答はともかく字が汚い…。
ちょうどいい曜日がなくて先送りしていましたが、優先度上げて習字をやらせておくべきだったか。これは今でもまだ迷っています。迷ってみたところで、我家の希望に当てはまる習字教室がないのが残念です。
漢字の書き順などは、習字をやることによってある程度カバー可能だと、実体験から信じているので、小学校前からやっておけばよかったと本当に悔やまれます。
字の汚い女子より、綺麗な字の女子の方がいいに決まってる!
という私の偏見もありつつ、組分けテストから逸れてきたので、おやすみなさい。
中受経験者の話
職場の上司のお子さんは、私立中高一貫校に通っているそうです。
終了組がこんなに間近に!
ちゃっかりいろんなお話を伺ってみました。
塾のある生活が日常になるように、塾は低学年から。早くから塾に入れるメリットは、塾中心の勉強方法や生活習慣を高学年までに試行錯誤できる、親も塾のやり方に慣れる。デメリットは特にないけれど、強いていうならお金がかかる。ふむふむなるほど。このあたり、我家と同じ考えだったので、非常に共感できました。
習い事のピークは三年生くらいで、そこから少しずつ整理がはじまり、最後までやっていたのはピアノ。六年生の夏が発表会なのでそこまで気分転換も兼ねて続け、受験が終わって二月から再開(都内の方ではないので本番は一月)。なんて理想的な展開なのかしら。
直前まで伸びる。六年生の九月十月で第一希望に届かなくても、十一月、十二月、一月、直前一週間ですら伸びると。まじか。なにそのポテンシャル。それは上司のお子さんだからなのでは…。
非常にご多忙な上司ですが、塾の保護者会には必ずご夫婦で出席されたそうです。激務の隙間でしっかりそういう時間を確保するあたり、さすがです。
遊ぶ時間がなくて可哀想かな、と思っても、心配しなくてもこどもは隙をみて勝手に遊ぶから大丈夫、とも仰っていました。あと少しで塾に行く時間だよ、となっても、ちょっとだけ行ってくる!と外へ走って行くなんてことは普通にあったとか。
そして、親は勉強を教えない、が肝要だそうです。親にできるのは、時間と塾のテキスト管理をしてお金を出すくらいだと。アドバイスはしても教えない。高学年にもなれば、わからないところは自分で塾の先生に質問して解決するんですって。すごすぎる。
どこの学校かまではさすがに聞けませんでしたが、お話の雰囲気から東大選抜のあるあの学校かな、と想像。非常に参考になったのですが、しかしこれはデキる子さんの例なのでは…。
親も受験を楽しみなよ、と上司は仰いました。果たして、我家に楽しむ余裕はあるのでしょうか。