空缶を蹴飛ばしたい

2022年2月の中学受験に向けた親バカ備忘録

ピアノ発表会

先日、ピアノの発表会がありました。

ステージに出るときは、下手から中央まで歩いて正面を向いて一礼、顔を上げて椅子に座ります。今回観ていて、椅子への座り方で、親御さんのピアノへの関わり具合がわかるような気がしました。

 

一礼してそのまま回れ右して手前から椅子に座る子。

一礼したら椅子の奥へ回って座る子。

手前から座る子は、ミスが多かったように感じました。緊張からくるミスタッチではなく、練習不足かもねと思えるような、ミス。

総じて奥から座る子は、しっかり弾けていました。

 

椅子の座り方なんてものは、教えない限りだいたいこどもは手前から座るんです。近いし。その座り方はお客様にお尻を向けちゃうからお行儀悪いよ、と、本人が理解できるように教えておけば、何歳だろうと奥へ回って座ります。

椅子の座り方を気にする親御さんは、こどもの発表会とはいえ出来不出来を気にする傾向が強いと思っています。なので、自宅での練習も見ていたり、ダメ出ししたりもするでしょうね。

 

何が言いたいかというと、椅子の座り方もダメ出しも、些細なことですけど、習わせっぱなしではなく親も興味を持って関わるのが大事。

これって塾にも通じると思いました。

塾に行けば成績が上がる訳ではない。塾の内容に親も興味を持ってしっかり一緒に歩いていくことが、大切なんですね。

 

つらつらと偉そうなことを書きましたが、とはいえ肝心の演奏はどうだったのかというと、先生に「チョーOK!」をいただいたので及第点かな。朝まで泣きながら練習して行きましたけどね…。

誰に似たのか、ステージに出てしまえば緊張もなくなるそうで、この本番の強さを是非とも中学受験にも生かしてもらいたいものです。