12×24が48×6になる理由
計算の工夫、ってのを、塾では教わってきています。
ちょっと混み入った計算式を簡単に暗算できるように変化させて解きましょう、というやつ。慣れるまでは時間がかかるけれどコツを掴めば計算が劇的に(!?)早くなる、中学受験の算数では欠かせないワザだそうで。
私などはコツを掴まないまま老いさらばえていくのでしょうけれど、娘は発展途上です。なんかすごいことやってるもの。
例えば計コンに出ていたこんな問題。
12×24-36×4+3×18=
ヨーイドン、で娘と競争したのですが、娘の方が早く解き終わりました。しかも、解き方全然ダメじゃん、とまで言われる始末。
私の回答はこちら。
12×24-36×4+3×18
=(240+48)-(120+24)+54
=288-144+54
=198
まるでイケてないそうです。三桁の足し算引き算はしない方がいいね、と鼻で笑われました。いいじゃない何がダメだっていうのよえいちくしょう!
対する娘の回答は。
12×24-36×4+3×18
=48×6-6×24+9×6
=6(48-24+9)
=6×33
=198
24と36と18から公約数の6を見つけて、最後に掛け算一回で解くのがよろしいようなんです。娘的には。これが今の中受界のスマートな算数のトレンドだと(そこまでは言っていない)。
塾では、いろんなやり方を教わっています。12×24を48×6にする方が、私には大変です。私には理解できていないけれど、夫が理解しているのでいいのです。まるっとお任せしているのでとやかく言いません。
確かに計算の工程は娘の方が一行多いのに、早く解き終わりました。なるほど、計算の工夫はこういう効果か。
なるほどね〜、なんて言いながら娘と夫が楽しそうに計算しているのが、ちょっと羨ましかったりします。
いいなあ。毎朝私も基礎トレやろうかな。