空缶を蹴飛ばしたい

2022年2月の中学受験に向けた親バカ備忘録

英語教育のスタンス

ついに小学校でも授業として英語が取り上げられる時代になりました。学校のお友だちでも、入学前から英会話に通っていたりする子も少なくありません。

我家の英語に対するスタンスは、必要になれば自分で何とかするでしょ、なので、実は英語教育をそんなに重視していません。少なからず焦りがないかと言えば嘘になりますが、今やるべきは英語より他にある、という考えです。

 

無理にやらせても負担になるだけだし、その前に自分の国の文化をきちんと知っておきなさいよ、というのは常々娘に言っています。自国の歴史や文化も知らずに、他国のことを学ぶのはバランスが悪いと思っています。

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なので、留学制度や海外研修などは、中学高校の教育プログラムにあってもなくても然程気にしていません。学校説明会でのお話を振り返っても、各学校の資料を拝見しても、新しい学校ほど取り入れ度合いが高い印象です。桜蔭、JGにはありませんでした。ネイティヴ講師やオンライン授業はありますが、そこ止まり。私はその程度で充分だと考えています。気が合うね桜蔭JG!(でも成績が以下略)。

今の時代、そんなんじゃ取り残されるよ!という意見もありますが、こと娘においては、そんなに器用にあれもこれもこなせるタイプじゃないので、いっそ目の前の人参は少ない方が目移りせずに助かります。

 

そもそも、幼少期からの英語レッスンに私が懐疑的だったりもします。

入学前から英会話に通ったとして、十歳であればもう五〜六年近くは経っていますよね。五年近くも英会話に時間を割いて、今どのくらい英語力がついているものなのでしょう。小さいうちからやって発音をしっかり、なんて言いますが、実際のところはどうなのかしら。耳を鍛えるのなら楽器でもいいのでは、なんて思ってしまいます。

そして、仮に今しっかりついたその英語力、発揮する場があまりにも少ないような…。普段から英語で話す機会がなければ、授業についていけるように、困らないように、というだけであれば、ものすごくもったいない気がしてしまって(貧乏性なものですみません)。

 

幼少期からの英語レッスンの重要性を熱く語ってくれた方がお子さんを通わせている英会話教室が、ネイティヴでもなんでもない日本人の先生の教室だった、ということを知り、ちょっとずっこけました。そして、上記のようなことも思ったりしました。

早期英語教育を否定するものではありませんが、賛成もしないなあ、と。

それともアレですかね、ピアノを習うのと似たような感覚で英会話教室に通うのでしょうか。だとすると、わからなくもないなあ。

というのを、目の前にある塾の宿題をぼんやり眺めながら考えていました。少なくとも我家はこっちが優先だわ…。