塾の仲間たち
塾通いを始めてもうすぐ二年。早いものです。
この二年弱の間、クラスの上下は多少ありましたが大幅に変わった訳でもなく、上に行っても下に行ってもだいたい固定されたメンバーなので、段々と打ち解けてきているようです(ようやく)。
いつも一番前の彼は四年生ではおそらく校舎で一番の成績(娘リサーチ)だとか、女子で一番だと思われる彼女は先生に筑駒も受かると言われるくらいよくできる子だとか、某文化祭ではダレソレちゃんを見かけたとか、ナントカ君は別の習い事で娘が仲良しの子と同じ小学校だとか、いろんな話が出てきます。
塾の先生たちのことも、今日はこんなことがあった、あの先生がこの先生のモノマネをして内緒だぞ!って言ってたからみんなで言いつけただの、ホニャララ先生の息子君の話が面白いだの、いやホント、勉強しに行ってるのか笑いに行ってるのかわかりませんけど、学校以外のコミュニティがあるのは親としては安心です。面白い話だけでなく、授業の内容も覚えて帰ってきてください…。
上のクラスになってから一度落ち、戻った今、もう二度とクラス落ちしたくないと思っているようで、勉強に対する意識が多少変わってきたようです。
先日のマンスリー前には、対策まではしないものの、自分で苦手なところを夫に聞いていました。今までこんなことしなかったのに!と思うと胸熱です。
まだライバルというよりは仲間です。仲間のまま卒業するかもしれません。でも負けたくない気持ちはあるようです。最近のこどもは複雑ですね。
塾の仲間たちのおかげで、基礎定やデイリーチェックは全部取れて当たり前!という気概を見せるようになってきたので、環境から影響されるものは大きいと思います。と思うと、学校選びは慎重にならざるを得ないのですが。
楽しく笑いながら勉強できる、ということが、どれだけ贅沢で幸せなことか、噛み締めてもらえるといいなあ。