かけ算の洗礼
都市伝説のように、まことしやかに噂されていた、かけ算の順序が合ってないとマルをもらえない問題。とうとう我家も、学校のカラーテストでその洗礼を受けました。
問題は、
1こ90円のおかしを、1箱に2こずつ入れてもらいます。4箱買うと、代金は何円ですか。1つの式に表してもとめましょう。
というもの。模範解答は、90×2×4=720。
これに対して娘の式は、こちら。
先生のコメント付き。計算しやすいように書いたのに、と娘の言い分。確かにね。180に4をかけるより、8と90をかけるほうがよっぽど計算は簡単です。想像ですが、娘なりに「工夫して計算する」を実践したのだと思います。
私はかけ算の順序はどうでもいい(?)時代に小学生だったので、娘の気持ちがよくわかります。よくわかるけれど、でもテスト用には模範解答の式を書くかな。そういうズルさ的なものは、私にはありました。
娘にズルくなってもらおうとは思いませんが、「何が」「どのくらい」必要なのか、でかけ算の順序を考えてもらうしかないかなあ。式を立てるのと、工夫して計算するのは、別の話なのだということを理解してくれるといいのだけれど。
最近の小学生は大変だ。