空缶を蹴飛ばしたい

2022年2月の中学受験に向けた親バカ備忘録

活字中毒

夏休みの宿題のひとつに、読書があります。学年ごとに決められた冊数を読み、読んだ本は指定の用紙に記録していきます。マンガと図鑑はカウントしません、と夏休み前の保護者会で釘を刺されたのですが、何でも読み散らかす娘にはあまり関係ありませんでした。

そう、そうなんです、最近は読み散らかすようになりました。さっき読みかけの本を数えてみたら、リビングとダイニングと寝室とお出かけカバンと車の中にそれぞれありました。寝室には二冊です。なんてこった。

 

国語の途中で辞書を引かせると、ほぼ毎回こっちの世界に帰ってきません。辞書を読み始めてしまいます。わかる、私もそうだったので気持ちはわかるんだけど、頼むからドリルを進めておくれ。

園児時代、年末の休日診療しかないタイミングでインフルエンザに罹り、待ち時間が果てしなかったことがあります。休日当番医なのでもちろん初めてお世話になる病院、待合室の絵本も初見がたくさん。39度40度レベルの発熱でも本を手に取る気力はあるようで、全部読みきってしまい、「もう全部読んだから帰りたい」と言われたことがあります。うん、まだ診察してないからね、何しに来たと思ってるのですか…。

こんな話は他にもありますが、かといって国語の記述問題は芳しくありません…。読書量と学力は比例しない模様です。残念。ただの活字好きでした。

 

喘息があるので毎月通院しており、病院に行く時は必ず待合室で読む本を持参しています。持参しますが、結局いつも待合室に新しく追加された本を読んでいます。もう持ち歩く本はただのカバンの肥やしです。

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先日は、待合室で《おしゃべりなたまごやき》を発見しました。寺村輝夫さんのお話に長新太さんの挿絵が可愛い一冊です。これとシリーズで《ぞうのたまごのたまごやき》があるのですが、どちらも家にあるのに、見つけたことが嬉しかったようで、久々に読んでいました。この二冊は私も大好きです。王様がめっちゃ可愛いのです。

 

私が寺村輝夫さんを初めて読んだのは《一休さん》と《吉四六さん》でした。なので娘の本棚にもその二冊を並べています。たまごやきシリーズと一休さんが同じ作者だと気付いたのは、娘の方でした。

娘が保育園で読んでもらって大好きだった《ぼくのくれよん》という、長新太さんの絵本と、たまごやきシリーズの挿絵が同じ作者だと、気が付いたのはやはり娘でした。

塾のテキストに、たかどのほうこさんのお話が出てきて、《つんつくせんせいどうぶつえんにいく》などのつんつくせんせいシリーズと同じ作者だと気が付いたときの娘は、とても嬉しそうでした。

私が思っているよりも、意外とちゃんと読んでいるようです。むしろ私がしっかりしろ的な。

 

夏休みの宿題として記入できる読書量は、40冊を超えました。あと一週間ちょっとで二学期ですが、おそらく50冊はいくでしょう。今メインで読んでいるのは、黒柳徹子さんの《窓際のトットちゃん》です。

ただの活字中毒ではなく、しっかり身に付いてくれてるといいなあ。

いや、もう、ここまでくると読みたいだけ読みなよ!って気もしてきます。