空缶を蹴飛ばしたい

2022年2月の中学受験に向けた親バカ備忘録

娘の失敗

放課後や長期休暇中、娘は習い事の時間まで、放課後クラブ的なところにお世話になっています。

そこでの出来事。

 

一年生の女の子が、やたら娘に絡んでくるのだそうです。一緒に遊ぼう系ではなく、それダメなんだよ〜!的な、娘の言い方で言うと、生意気な感じに。

それが今日は顕著で腹が立った、と言うのですね。娘としてはいけすかない思いをしたのでしょうし、その気持ちもわかります。でも話を聞いていると、その子は娘と仲良くなりたくて、ちょっかいを出しているように思えてならないのです。

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「仲良くなりたいんだけど、お話の仕方を間違えちゃったんじゃないのかな?」

と言うと

「ああ〜、私もそういえば失敗したことある」

と返ってきました。初耳です。

 

一年生当時、上級生に話しかけたら睨まれたことがあると。今思えば、礼儀を逸した感じで声をかけた気がするそうです。

その時は、どうしてそんな風にされたのかわからないけれど、何か失敗したことだけは気が付いたとのこと。でもそれがどうしてなのかは、今日の私との話の中で理解したと。

「知らない子に馴れ馴れしく話しかけられたのが、あのときのお姉ちゃんたちは嫌だったんだと思う」

 

誰しも失敗はあります。さっきまで腹を立てていた相手が、自分と同じ失敗をしたのかもしれない(もちろんそうじゃなくて本当に生意気な場合もありますが)、と思うと、なんとなく許せる気持ちになったのでしょうね。あんなにプンスカしていたのが、穏やかになりました。

 

もう親バカなのは重々承知ですが、自分の過ちを話すことができて、それを教訓にして相手を許す、ということができる娘はすごいなと思いました。心の狭い私にはできないので。

娘が「失敗」という言い方をしたのでそういうタイトルにしましたが、失敗というよりは人生の教訓というか、人間関係の経験値を得たというか、そういう話です。