プレ・インベンション
ピアノを始めて三年程経った頃から、プレ・インベンションを始めてそろそろ一年半くらいになります。まだ1/3くらいしか進んでいません。途中、発表会が挟まると教本が止まってしまう傾向にあるのでそのせいもあるけれど、今の停滞はバッハだからこそ、の停滞。
手こずってます。めっちゃ手こずってます。
ピアノをやったことがない人でも聞いたことがあるであろう、レーソラシドレーソソ、のメヌエット。これがもうダントツにイマイチ。三ヶ月かかった。
イマイチなのに加え先生の指導がいい方向に厳しめになった気もしていて、今までにない細かさで、アーティキュレーションもしっかりきっちり見てくれています。無駄な音などひとつもない、と言ったのはモーツァルトでしたが、緻密な計算の上に成り立っているバッハの曲は、マイペース性分な娘には難しいようではあります。マイペースっていうより、雑なんだよな基本的に…。
最初のうちは音を外さなければマルをもらっていたようなところがあったけれど、プレ・インベンションを始めてからは、この先生こんなに細かく見てくださるのね!とこちらが驚くほどです。
弾けりゃいいってものでもないですしね。算数や国語のドリルだってそうじゃないですか。マルもらえばいいってものじゃないですからね。
そういった意味でも、ピアノを習わせてよかったな、と思います。忍耐力と達成感も味わえますし、分析力や表現力も、追って付いてくることを期待。
細く長く、生涯の趣味として続けてくれたらいいなあ。