空缶を蹴飛ばしたい

2022年2月の中学受験に向けた親バカ備忘録

レールの敷き方_2

前回の続き(まだやる…)。そりゃあすぐに答えが出る話ではないのですが、考え出すといつまでも悶々としてしまいます。

 

例えば、学歴や将来のことなんかをきれいに全部取っ払ってしまえば、私の希望としては音大に入ってもらいたかったりします。発表会では小さい子たちが憧れるような演奏ができるようになってほしいし、コンクールに出て審査員の先生方の批評も伺ってみたい。あわよくば、みたいな気持ちもないでもない。でもそれは私の希望であって、娘の希望ではないので、音大を選ぶレールは99.9%ないでしょう。

前回書いた団体競技にしても、娘と同い年でも、本気組はもう本気でやっています。本当に同い年なのかと疑ってしまうくらいの動きをします。そんな子に刺激を受けて練習に取り組んだりもしますが、おそらくそこはもう追いつけない領域だと思われます。

学校の同級生でも、ナントカ大会第何位、というようなお知らせが学校のおたよりによく載る子がいます。そのナントカ大会や順位が、回を重ねる毎にしっかりレベルアップしているのがすごい。ご両親のレールの敷き方が、その子のやりたいことと早めにマッチしたのだろうな、と勝手に想像しています。

 

しかし、芸術なのか、スポーツなのか、はたまた勉強なのか、打ち込めるものはひとつなのです。どんなに興味関心を持っていて、あれもやりたいこれもやりたいという気持ちが出てきても、残念ながら全部は難しい。稀に何でもこなすスーパーマンがいますが、そんなレアケースに我が子が当てはまったとしても、親の私がついていけそうにありません。

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特異な才能がないのならせめて勉強しなさいよ、という訳でもないのですが、あながちそれも間違いではないようにも思います。言い方は雑ですが、それでしっかり勉強に打ち込める=六年生まで勉強の優先順位が下がらないなら、それも才能ではなかろうか。

けれどやりたいことは取り上げるのではなく、人生の彩りとして持ち続けてくれたら、こんなにステキなことはないのではないでしょうか。

 

そういう見極め能力が、小学生の親には求められていると思っています。

それにしても長い。長くなったので、ここで一旦CMでーす。ゼエハア。