空缶を蹴飛ばしたい

2022年2月の中学受験に向けた親バカ備忘録

志望校を考える

のんびり娘に限って言えば、6年生で成績がどうなるかわからないから望みは捨てない!などと、前向きな姿勢でいられるかどうかが微妙です。現時点の成績にてそろそろ絞り込みをかけないと、本っっ当に間に合うものにも間に合わない気がしています。

3年生の入塾時点ではわからなかった、偏差値では学校を決められない、というのも、今では理解できます。校風、宗教教育の有無、出口成績、そして現実的な通学距離、やりたい部活、それに学費(は大人の事情だけれど)。

 

わかる、わかるのよ。サピックスに入れて上のクラスに(今のところは)いて、最終それでその偏差値帯の学校なの?ってなるよ、と、夫は言います。そういう考え方もあるよ。《二月の勝者》の今川母みたいなミーハー度合いはさておき、正直私もあるわ。ここまでこんなに頑張って成績あげてきたんだから、って思うこと、あるよ。

でもね、通うのは私じゃない。娘が楽しく中高生活を送っていける学校じゃないと、偏差値なんて意味がない。嗚呼悩ましい。

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例えば、毎日がサピックス!みたいな勉強量をこなしながら部活もやって、なんてキビキビした学校は、だらーんとした娘は絶対に望んでいません。そんな環境にいて、ステキ女子に成長してくれることを夢見ない訳ではありませんけれど、そこは理想と現実。なかなかね。

例えば、ディズニーランドの向こうにある、超高偏差値のあの学校。ものすごく憧れますが、我家からはいかんせん遠い。仮に受かったとしても通えないので、最初から候補には入れません。が、きっといつまでもイイナアと指をくわえて見ています。

 

大学に入るために中高生活を送るのか。それも違います。受かったらもう勉強しなくてもいいのか。それも違います。

置かれた環境には染まると思っていますので、その染まる色が、何色であるのかはかなり重要です。偏差値よりも、出口成績よりも。

娘が娘らしく生きていくには。

思っていたよりも、学校選びは難しい気がしてきました。そしてもしかしたら、案外考えすぎなのかもしれません。

悩む…。

 

 

 

5年7月度組分けテスト〔結果〕

6月度マンスリーでクラスダウンしたのを忘れて(というより何も考えずに)いつものクラスに入ったら、自分の席がなくて恥ずかしかったことを教えてくれました。

正しいクラスで席に着いたら、前のクラスで仲良しの子に「娘ちゃん何でここにいんの!?」と驚かれたそうです。娘にしてみたら、仲良しちゃんこそ何してんの、という感じだとか。切磋琢磨してください。

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中学受験恐ろしい、と前回書きましたが、いやもう本当に怖いです。

今回は正直またクラスは落ちるんじゃないかと思っていました。コース基準は来週発表なのでまだ予想の域を超えませんが、もしかしたらこれ、クラスステイでいけるかもしれない気が。

算数と社会は点数だけ見るとドボンしていますが、結果として、算数の偏差値は60超えましたし、社会も60までコンマいくつか、というところ。理科にいたっては70超でした。国語はいつもの平均的な60前半の成績です。4科目総合では、過去ベスト3に入る偏差値でした。

 

理科>70>4科目>国語>算数>社会

 

初めてかも、理科がこんなによかったのは。得点的にはいつも通りなんですけどね。娘は元のクラスに戻れるんじゃないかと期待していますが、そんなに甘くはないだろうなー。

 

とはいえ、4年生では考えられないくらい、組分けで結果を出せるようになってきました。今までの成績をざっと並べてみると、気がつけば少しずつ上がってきてはいるんですよね。サピックスメソッドが娘には合っているのかもしれません。ヒーヒーしながらも食らいついていますし。

入塾当時はもう組分けは4桁順位がデフォルトでしたからね…。今は復習テストでも4桁出ますけど。それはそれで問題。

 

しみじみ、中学受験は恐ろしい。

 

 

 

5年7月度組分けテスト〔自己採点〕

難しくなってきましたね、サピックス。何が何だかもう。中学受験、恐ろしい。

前回の復習テストでは国語が撃沈で社会がダントツでした。今回は逆。社会が撃沈で国語がダントツ。

もう伸びしろがないかもしれない気がしてみたり、理社のデイリーチェックやコアプラステストに基礎定が全部満点だった!と笑顔で帰ってきて驚いたり、なかなか忙しいです、感情が。瞬間瞬間で一喜一憂しても仕方ないのはわかっていても、気持ちの整理がつかないうちにすぐ次がやってきます。

 

社会は問題を見ましたが、これはもはや受験問題様式じゃないですか。一つひとつ、切り出したら解ける(わかる)だろうけれど、知識を組み合わせて答えを探すやり方は、多分まだ娘にはできないな。まさかの50%台。さて偏差値は如何程か。

翻って理科は難しかったと言う割にはまあまあでした。80%台の出来。理科も少々波がありますね。とはいえ、安定している教科などないのですが。

算数、60%台。最後の大問は手付かず。ダメな時のパターンかな。大問1が3問しかなくて焦ったそうです。

前回を挽回すべく、国語がわりと良くできていました。90〜85%くらいかな。記述もよく書けていましたが、足りない要素がポツポツ見え隠れしていたので、そこで何点マイナスされるでしょうか。

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このテストの結果で夏期講習のクラスが決まりますので重要といえば重要なのですけれど、よく頑張りました。

だんだんこのあたりから、それぞれの力量が見えてくるのでしょうね。

 

こんな問題を小学生が解くのか、と毎回思います。この内容で入塾テストも兼ねている訳ですから、もう今からでは絶対に入れないなサピックス…。逆に低学年時とはいえ、よく入れたなと。

そういえばコロナ禍突入時、ちょうど春期講習のタイミングで、見たことのない男子がα1クラスにいたそうです。ノートも持ってなくてどうしたらいいかわからない風だったし、きっと春期講習からの子なんだと思うよ、と娘が言っていました。新5年、いきなりα1クラスですよ。すごい子が入ってきたなー、と思っていたもののすぐ休校になり、その後その彼は一度も見かけていないというので、きっとタイミング悪くて辞めてしまったか、校舎を移ったかしたんでしょうね。そんな都市伝説みたいな子が実現するのですから、そりゃもっと気合い入れないとあっという間に転落するわよ。

 

6年生はあれこれイレギュラーが多くて気の毒だな、と思っていましたが、いやいや5年生も結構大変な目に合っています。今年も来年も旅行に行けず、今年ガッツリ巡る予定だった学校見学もままならず、前年の入試を参考にしていいものかも不透明、そして季節講師は6年生優先なので時間的にも厳しめ。

皆同じではありますが、半年後一年後に新型コロナウィルスがどうなっているかわからない、漠然とした不安の中、わずか10歳11歳が余暇や睡眠を含めたいろんなものを犠牲にして我慢して、頑張っているのです。おばちゃん泣けてくるわ。

せめて、隙間の時間は楽しく笑顔で過ごせるよう務めるのが、親のできるほんのわずかなことですね。

 

 

 

5年6月度マンスリー確認テスト〔結果〕

ああやっぱり…、という結果でした。ここで踏ん張れた、もしくはクラスが上がった子は、自粛期間中にしっかりやれたのでしょうね。

 

社会>理科>4科目>60>算数>国語

 

国語、大暴落です。

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算数の上下変動は今に始まったことではないのですが、国語!どうしたんだ国語…。さすがに平均点を割りはしませんでしたが、科目別順位ではこれまでで一番悪いかも。

とはいえ、国語は出題文との相性というか好き嫌い得手不得手が激しく、危惧してはいたのですがそろそろそんなことも言っていられなくなってきました。小手先の読解は通用しませんしね。苦手な種類の文章がどんなタイプなのか、潰していかないと。

理社は両方ともそこそこ、理科がちょっと落ちたかな。どちらも平均点が50点台前半でしたね。まだまだみなさんゆるくしかやってない、ということでしょうか。娘は社会だけはいつも安心していられるのですが、これ歴史や公民になるとわかんないな。ドキドキします。

雰囲気的にクラス落ちでしょうね。ひとつ落ちくらいで済みますように。そういえば4年の7月復習テストも格段に悪かったなあ…。

※6/26追記:1クラスダウンでした。

 

 

余談。

ブログやYouTubeで、中学受験用の問題を解説している人がいるのは知っていました。が、特に見たことはなかったので、そんな人もいるよね程度の認識だったのです。

オークションでテキストや過去問の売買があるのも知っていました。先日は書類送検もありましたし、そりゃそうよねと思っています。

いやところが。

サピックスのテキストを、サピックスとは無関係の方が一問一問解説している有料サイトがあるっていうじゃないですか。元どこぞの塾講師だそうで、経産省の許可だかなんだかも取得済みですとサイトでは謳っていましたけれど。

ありなの?これ。集客できるんでしょうけれど、他人の褌感満載じゃないですか。しかもテスト問題まで解説してるってことは、テキストやテストを横流し(?)している人がいるということで、なんだかなあ。

無料なら趣味の範囲でどうぞ(良し悪しあるとは思います)だとは思いますけど、お金取るんだ…。こういうスレスレのところをいくビジネスって、結構あるんですね。

 

 

 

学校と塾と習い事

娘近辺では、学校と塾と習い事、いずれも来週月曜、15日をもっていよいよ通常運行になります。

3月から約3ヶ月半、どんなに文明が発達しようとも人類が勝てないウィルスに、我々は屈していました。通常運行イコール勝利宣言ではありませんが、共存への一歩を踏み出す訳ですね。

 

そうなんです、学校と塾と習い事の共存が、また始まるんです。3ヶ月半といったら、会社でいえば1クォーターはゆうにあります。この長期間、ダレたこどもの生活ペースが元に戻るのは、いったいいつなのか(そして私も)。朝の時間をどうやって回していたのか、もはや思い出せないわ…。

これから梅雨がきて、猛暑がきます。そんな中でもこどもたちは学校へ行かなければなりません。しかもマスクで。昨今の暑さでもマスクで外にいるのはキツかったので、登下校のマスクは無理だろうなあ。学校じゃ先生の見ていないところでは、外している子も多いようです。まあそうだろうとは思います。暑いもの。

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楽しみにしていた学校行事もことごとくなくなり、夏の家族旅行すらお預け。しかし夏期講習はある。ハハハ。

こどものモチベーションはどこにあるんでしょう。気を付けておかないと、とんでもないことになりそうです。