空缶を蹴飛ばしたい

2022年2月の中学受験に向けた親バカ備忘録

四年十月マンスリー確認テスト〔結果〕

ものすごい雨ですね。温暖化ってこういうことなんだなあ。台風恐るべし。

そんな中、マンスリーの結果が出ました。

 

男女別4教科>算数>理科>社会>60>国語

 

なんと、今までと四教科の順位が逆です。算数大健闘。国語は、言ってしまうと59.5でしたので、60切ったとはいえなかなかです。でも少しずつ下がってきているような気もするので、読解はもう少しやらないといけないかも。

社会ももうちょいいけるんじゃないかなあ。まあまあ、これから徐々に整理していきます。

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とはいえ、前回よりググッと上がったし、本人も手応えを感じているので、今回は言うことなしかな。今回は全体的に簡単だったのかもしれないけど。

達成感をテストで得られるって、なかなか幸せなことです。

 

 

洗足学園中学校|オープンキャンパス

文化祭ではあまりゆっくりできなかったのですが、昨日のオープンキャンパスに娘は大満足です。二度目の洗足。

朝早かったけどね。でも、もし通うことになったらこの時間に家を出てこうやって電車に乗るんだよ、はなんとなくイメージできた模様。土曜だからそんなに混雑していないけれど、初めての通学体験だからまずは雰囲気から。

 

新体操部と茶道部にお邪魔してきました。

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新体操、保護者は体育館のギャラリーから見学。柔軟体操して、手具を使った簡単な振付を教えてもらって、みんなで合わせる、の流れ。

そりゃもう楽しそうでしたよ。ただ、人数が多くて狭そうでした。仕方ないか。あちらこちらでリボンがヒラヒラ、ボールがポンポンしていて、どの子も必死で、でも笑顔で。部活ってこんなだったなあ、なんて懐かしくなりました。いいね、こういうのね。

 

茶道は前から娘が興味を持っていて、期待度大での参加。畳の歩き方や挨拶の仕方なども教わり、親としては茶道やってくれると身のこなしがパリッとしていいなあ、と思いながら見学していました。

お茶室があるんですよ、しかもステキなの。教室に畳敷いて、っていうのじゃなく、ちゃんとお茶室。いいわあ。

 

どちらの部でも、部長さんや対応してくれた上級生(高校生かも)たちは、キビキビしていて物腰柔らかく、頼もしいお嬢様方でした。

ご家庭の躾やそれぞれの性格もありつつ、学校の方針も、こういうときに垣間見えるんでしょうね。

 

前にも書いたけれど、洗足は校舎や設備に潤沢にお金をかけている印象で、それを良く言う人も悪し様に言う人もいろいろいるでしょうけれど、私は好感が持てます。

多感な時期に六年間通うんですよ。その六年間の吸収力たるや計り知れず、自分の置かれた環境からの無意識の影響も、多大にあると思うんです。クラスメイトだったり、先輩後輩だったり、先生方だったり、という人間関係はもとより、校舎やグラウンド、通う電車の路線や学校近隣の環境まで、多種多様なたくさんの影響が考えられます。だったら、少しでも整った環境を選びたい、というのはあります。

もちろんそこに、学校の方針や雰囲気、現実的な偏差値問題なんかも絡んでくるんですけどね。

 

最終的に、娘が選べばいいと思っているので、それまでに調べられることはたくさん調べておきたいものです。

 

 

 

余談:開成中学校

我家には縁のない男子校ですが、開成中学で思い出したエピソードがあるので。

 

まだこどもを産む前、職場が西日暮里だったことがあります。その当時は中学受験とは程遠い生活でしたが、同じ駅にあるカイセイという男子校はすごいんだ、というくらいは知っていました。

実際、賢そうな、それでいて元気いっぱいの利発少年たちと通学時間帯に駅周辺ですれ違いますが、こどもによくありがちな周りが見えてなくて車に轢かれかける、といったような子は見たことがありません。広がって歩道を塞いで歩くこともなく(むしろ大人の方が…)、大声で騒ぐこともなく、お勉強ができるだけじゃないんだなあ、と感心したものです。

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電車のマナーもよくて、お年寄りや怪我をされている方に座席や立ちやすい場所を譲ったり、の姿をよく見ました。

もう高校生なんだろうな、という背格好の子から、制服が少しブカブカなのは中一なのかなという子まで、教科書やノートと部活道具の詰まった重そうなカバンを肩から下げながらも、自分だって座っていたいだろうに、しっかりした口調で声をかけて譲るんですよね。席が空いていたとしても座らない子も多かった印象です。

親御さんの躾はもとより、学校の方針がそうさせるのでしょうね、自然と。

将来こどもを産んで男の子だったら開成に入れたいなあ、なんてことも思ったりしたくらい。

 

校外での振る舞いは、先生方や保護者の皆さんの目が届かない部分も多いのですが、ときに偏差値より重要な面もあります。

勉強だけできるおばかさん、にはならないといいな。

まずは勉強できるのか、って話ですけどね。

 

 

鷗友学園女子中学校|SAPIX主催

塾の保護者会でも、どんどん学校を見て回ってください、と言われておりますし、そろそろ足を運ぶ頻度をあげていきます。

先日の洗足祭に続き、今日は鷗友学園の学校説明会へ参加。

 

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宮の坂駅前にはコンビニと数件の飲食店、そして世田谷八幡宮。閑静な住宅街の一本道を10分も歩かずで到着。周囲には緑も多く、環境は申し分ありません。

エントランスの素敵なモビールにうっとりしつつ、資料をいただきホールへ。鷗友シャープペンシル、いただきました。学校案内は鷗友ファイルに挟まっていて、これは両方とも娘が歓喜すること間違いなし。

 

ここもね、本当に素敵な素敵な学校です。毎回言いますが、私が通いたい。

冒頭の運動会の動画で、密かに感極まって涙したのは私です。その後の大井校長先生の話でもグッときつつ、卒業式の様子で涙腺崩壊です。何しに来たの私…。

だって先生方、卒業式でめっちゃ泣いてらっしゃるんだもの。こんなに全力投球していただけるのね、って思ったら、泣くなという方がムリよ。さすがに卒業式の動画では、私以外にも泣いていた!はず!

 

先生方も生徒さんたちも、鷗友が大好きで大切で、っていうのが充分伝わってきました。活発な子もおとなしい子も、鷗友では認められて、仲間ができて、一緒に成長していける。学業以外にも力を入れられる。素敵だわ。

大学進路相談も、偏差値と大学のネームバリューではなく、本人のやりたいことを学べる大学の学科、を一緒に探してくれるそうです。そういうの大事。物事の本質をしっかり見つめるのは、学校選びでも同じですね。

 

三日に一回、席替えをするのは知られた話かと思います。すぐ女子はグループ作っちゃいますし、本当にいいやり方ですよね。これ、私が鷗友で三本指に入るポイントです。

鷗友はカトリックでもプロテスタントでもないけれど、聖書の授業があります。将来、外国の方と接する場合に意外と重要なんですよね。自国以外の文化を知ることで、相手の理解も深まりますから。

勉強以外にも、人間関係や自分の見つめ方にも取り組んでくれるのです。親としてはありがたいことこの上ない。これはもう、偏差値足りません、くらいしか受けない理由がないです。

 

園芸の授業で使う畑や、図書館、体育館、LL教室、いろいろ拝見しました。とても好感の持てる綺麗な学校です。

いいなあ、鷗友。ここは娘も夫も絶対に気にいる。

 

鷗友のサイトにある、校長先生からのメッセージを少し引用いたします。

来校された方から「鷗友の生徒さんは挨拶をしてくれて気持ちがいい」とよく言われます。
多分、生徒達は鷗友を自分の家のように感じているのだと思っています。来校された方を気持ちよくお迎えしたいという思いが生徒達にはあるのでしょう。

これよ、これ。

学校が好きすぎて、卒業式の翌日にも卒業生が登校しちゃうような学校です。

ここで娘が六年間を過ごすことができたら、芯の通った人間になれるだろうな、と思います。

 

ああ、通わせたい〜!

 

 

四年後期保護者会

夏期講習は本当にみんなよく頑張りました、とは校舎長の先生から。ほぼほぼ遅刻も欠席もなかったようです。そりゃすごい!

 

どの教科も一貫して家庭学習のやり方は同じでした。授業を受ける➡︎宿題を解く➡︎間違えた問題は授業ノートに立ち返る。言葉にするのは簡単ですが、これを小学生がコンスタントにできるのか、というところ。

100%は目指さない方がいいのだと思います。イライラするのは期待するからで、(変な意味でなく)期待しないでできたことを褒める。いやあ、これだって一言で言うのは簡単ですが、大人にそれができるかな。できるかな対決ですね。子にやらせるなら大人もやらないと。

 

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新五年生が始まるまで、もう半年ありません。それまでには、組分けテストも冬期講習もあります。

残りの時間でいかに基礎を固めるか。テスト前に慌てない日々を作っていけるのか。課題は山積していますが、ひとつずつ、クリアしていきたいものです。

 

先生方、お話したいことがたくさんあったようで、横道に逸れまくるのですが、それはそれで本当にありがたいなと思いました。授業の様子や、できる子の家庭学習のやり方、伸び悩んでいる子との違い、大変ためになります。

先生方のご指導に沿って、家庭学習のやり方も試行錯誤して進めてきて、入塾時より確実に少しずつですが成績は上がってきました。成績、というよりはむしろ、勉強に向かう娘の姿勢が変わりました。サピックス(少なくとも今の校舎)と娘は、合っているのだと思います。

 

このまま、潰れずに頑張ってほしいものです。