空缶を蹴飛ばしたい

2022年2月の中学受験に向けた親バカ備忘録

プレ・インベンション

ピアノを始めて三年程経った頃から、プレ・インベンションを始めてそろそろ一年半くらいになります。まだ1/3くらいしか進んでいません。途中、発表会が挟まると教本が止まってしまう傾向にあるのでそのせいもあるけれど、今の停滞はバッハだからこそ、の停滞。

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手こずってます。めっちゃ手こずってます。

ピアノをやったことがない人でも聞いたことがあるであろう、レーソラシドレーソソ、のメヌエット。これがもうダントツにイマイチ。三ヶ月かかった。

イマイチなのに加え先生の指導がいい方向に厳しめになった気もしていて、今までにない細かさで、アーティキュレーションもしっかりきっちり見てくれています。無駄な音などひとつもない、と言ったのはモーツァルトでしたが、緻密な計算の上に成り立っているバッハの曲は、マイペース性分な娘には難しいようではあります。マイペースっていうより、雑なんだよな基本的に…。

 

最初のうちは音を外さなければマルをもらっていたようなところがあったけれど、プレ・インベンションを始めてからは、この先生こんなに細かく見てくださるのね!とこちらが驚くほどです。

弾けりゃいいってものでもないですしね。算数や国語のドリルだってそうじゃないですか。マルもらえばいいってものじゃないですからね。

 

そういった意味でも、ピアノを習わせてよかったな、と思います。忍耐力と達成感も味わえますし、分析力や表現力も、追って付いてくることを期待。

細く長く、生涯の趣味として続けてくれたらいいなあ。

 

同級生のママたち

娘の仲良しさんとそのママたちとで集まったときのこと。

こどもたちがキャイキャイ遊んでいる傍ら、親たちはお茶をしながら探り探りで先の話。

 

放課後遊ぶ約束をして帰ってくることがない、という悩みから、放課後の時間を潰すのに何の習い事をさせるといいか、にはじまり。

習い事を毎日詰めると高学年で塾が始まった時に困るよね。塾って中学受験しなくても行かせるの?塾弁持たせて?遅くまで勉強するよね最近の小学生、私の残業時間より長いよ。でも受験して電車通学は心配。徒歩なら◯◯学園があるじゃない。◯◯はカトリックだからうちの子ガラじゃないわアハハハハハハハ。◯◯って滑り止めに受けるって聞いたけど?うーん滑り止めかー。でも今のままだと◯◯だって危ういようちは。等々…。

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振り返ると、中学受験するのかしないのか、するならいつから塾に入れるのか、どこの塾がいいか、今のうちにやっておくことは何かあるのか、といった具体的な話をみんなしたかったんだろうな、と。でもそれを口に出す勇気が今ひとつなくて、外周ばかりつついてしまう。誰かがポロッとなにか言い出さないかを待っているような。きっと誰かが口火を切っていたら、そんな話になっていた雰囲気でした。

小三になろうかというこの春休み、中学受験の話をするには、人によってはまだ早かったり、はたまた中学受験反対派だったり、すごく微妙なタイミングなんだと思います。たぶん、興味はあるのよね。

通信教育をやっていることは言えても、塾に行っていることは言いにくい。通信教育も、教材によっては言いにくかったり。もうそんなにやらせてるの!だったり、勉強させることを大っぴらにするのはなんだか気がひける。スポーツはガツガツやってもそんなに言われないのにね。

 

今日から新学期。

少しずつ、考えることやることが、増えていきます。きっとこんな話をする機会も、増えていくんだろうな。

 

 

ドラえもんに学ぶ

私も大好きでしたが、やはり娘も大好きなドラえもん。春休みといえば、劇場版ドラえもんです。

今年も観てきました。

私はプリキュアでもEテレでも何でも泣けるので、ドラえもんクラスになると当然のように滝の涙です。映画が終わってから、ママまた泣いてたね〜アハハハとなるのが毎年恒例でしたが、今年は違いました。

 

――最後の方ね、ずっと泣くの我慢しながら見てたんだけど、やっぱり泣いちゃったよ。

 

なんと!

記述問題ではいつも登場人物の心の動きがわからず四苦八苦していた娘が、物語の登場人物に感情移入していました。成長成長。

 

しかも。

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――この映画はさ、宝物を見つけてよかったね、って話じゃなくて、宝物よりずっとずっといいものがあって、それを見つけられてよかったね、ってお話なんだね。

 

と言います。なにその模範解答みたいなの。ちょっとどうしちゃったの。その急成長に私が泣きそう。

 

 

見つけたのは、宝物以上の、宝物。

 

劇場版ドラえもんのポスターに記された、キャッチコピーです。

これの意味が、しっかり理解できたのかな。

 

春休み

三週間ほど、塾も春休みです。

こんなに空いちゃうのか、と思いつつ、春期講習の学年もあるし、そういうものなのかなと物足りなく思っていましたが、いやいやどうして。この春休み、ありがたい。

国社の週、算理の週、それぞれ三回ずつ通いましたが、復習のペースが全然掴めていなかったため、溜まりまくっていました。それを解消して追いつくのは、この春休みしかない。裏を返せば、我家が復習に四苦八苦している間、復習をさらっとこなした方々は、春休みをエンジョイしていたり復習どころか別のことに時間を費やすことができているのです。

物足りないだなんて、偉そうなことを一瞬でも考えた私を叱り飛ばしたい。ばかばか!

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とはいえ、なんとか復習の目処は立ってきました。こなすことが目標ではないので、あくまでも娘の理解度を確認しながらですが、四週目が始まるまでにはなんとかなるかな。

 

とりあえず、私は算数を教えない方がよさそうだ、ということだけは、よくわかりました。むしろ、算数を娘と一緒にやっていく方がよさそうなくらいで。

私、致命的に向いてない。算数。娘の方ができるわ…。

 

カラス

カラスが巣材として針金ハンガーを持って行ってしまう、という話を聞いたことはありましたが、見たことはありませんでした。

そもそものところ、近所ではどこにカラスの巣があるのか。どんなところに巣をかけるのか。本当に針金ハンガーを使うのか。気になり出すとうやむやにするのもモヤモヤしてしまい、大きな木を見れば、巣があるのではないかと観察するようになりました。

 

そして先日、ついに決定的瞬間を目撃。カラスが針金ハンガーを咥えて飛んで行くではありませんか。

娘は、うわー!カラス!ほんとに?ハンガー!と、大興奮。

そしてカラスが針金ハンガーを巣材として使うことに、疑いはなくなりました。

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巣はまだ見つけられていませんが、巣よりも貴重なものを見られました。

写真撮りたかったな。